Tokyo Tower: Beautiful View
東京プリンスホテルの8階のお部屋から東京タワーを見ながら。
その構造の美しさに見惚れながら。綴る。
贅沢なプチオフィス!
東京の緑はロンドンのより濃い色で、すこしさみしい。
緑そのものよりそれを照らす光が違うのかもしれない。
日本の陽ざしは、繊細でふわっとしていて。
やさしすぎてたまにせつなくなるから。
ロンドンがふと恋しくなる。
タワーの下の公園も見ながら、そんなことも考えていて。
昨夜は、タワーの横に寄り添うように月がでていて。
タワーのライトはもう消えていて。
吸い込まれそうに暗く濃い夜にすらっと立って、
月明かりに照らされているタワーがあまりにも綺麗で。
思わず触れたくなって窓を全開にした。
きりっとした、心地よい冷気。
大好きなひとたちと飲んで幸せなほろ酔いのまま。
Fly me to the moon…
なぜか歌いたくなって口ずさみながら、朝方まで眺めてた。
朝日にゆっくりと照らされだしたら、なんだか安心して眠りに落ちる。
たくさんのひとが、この存在感に惹かれて、本や写真や映画の様に記録として残したいって気持ちがよくわかる。
でも、タワーが胸を打つのはその圧倒的な存在感だけではないし。
まだまだお上りさんで、苦手な東京を少しずつ好きになり始めたのは、この都会の景色だったり、流行りのお店だったり。
そういうこととは、きっと違う。
人の居場所なんて、誰かの胸の中にしかないのよ。
「冷静と情熱のあいだ」で江國香織さんが使った言葉。
居場所を模索し続けるあおいへ、見守るフェデリカから。
恋愛という意味ではなく。もっと深いところで。
ほんとにそう。
だから、この大都会は人を呼ぶのかもしれない。
こんなことを考えながら、おっきぃタワーを眺めながら、
大好きなひとと頂いた昨夜の素敵なおみや、浅草の亀十さんのどら焼きたちは、生地が夢のようにふわふわで、絶妙な甘さで。
長い列に並んで頂いたやさしさもこめられていて本当に美味しくて。
奇跡がひとつ増えたなぁと。
また、にやり。
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